股関節の痛み・変形性股関節症について

内旋・外旋矯正

股関節の内旋、外旋のストレッチを利用し、股関節の矯正をします。 まず足を投げ出し、足の中指の床との角度を調べ、股関節の開き具合を調べます。 標準的な角度は60度程度です。 一方の足だけ極端に外に開いていたり、内側に入りすぎているなら、自分で矯正しましょう。 開きすぎている場合は仰向きで股関節内旋のストレッチを行い、股関節を内旋させやすくします。 そのストレッチをしている股関節のポーズを崩さないように、上体を起こし、身体を前に倒します。 上体を起こす時股関節に痛みを感じるなら無理は禁物です。 股関節が内に捻られ内側に入りすぎている場合も、同じように股関節の外旋のストレッチをしたまま上体を起こし、前屈します。

外旋ストレッチ

股関節の外旋ストレッチを行いましょう。 股関節外旋の動きだけを行うのは難しいので、股関節を外側に開きながら行う方法を紹介します。 仰向きに寝たら、一方の足を伸ばしたまま、股関節ストレッチを行う側の膝を曲げ、足首を伸ばした方の膝の上に重ねます。 股関節を外側に開いて行き、4の字のようになったら20秒、重力にまかせ股関節をストレッチします。 開きすぎて辛いなら、少し戻し痛みないところまで移動させて下さい。 ストレッチ後はゆっくりと股関節を閉じます。 一息した後同じ動作を繰り返します。 反対の膝上に足首を乗せるのが辛いなら、足元に椅子を置き、その上に足を乗せ股関節を開いてみましょう。 この4の字のストレッチポーズは、整形外科で行う股関節の徒手検査と同じ動きなのです。 これで痛みが出るなら、股関節になんらかの異常があるのかもしれませんね。

内旋ストレッチ

股関節の内旋ストレッチを行いましょう。 仰向けに寝、足首を同じ方の手で掴んだら、足首を握ったままで足をお尻の横に持ってきます。 この時反対側の足は伸ばしたままの状態です。 曲げた膝を内側に倒したら、床に付くようにストレッチします。 アヒル座りを片足だけ行って、そのまま寝た姿勢に似ています。 このストレッチは股関節が外側に捻れているので、やりにくいかもしれません。 太腿が捻れて、伸びた感じがあれば、そこでストップ。 無理に膝を床に付けようとしないでください。

前面をストレッチ

股関節の前面をストレッチさせます。 このことを、股関節の伸展といいます。 正座をしたら足をそのままにし、仰向けに寝てみましょう。 言葉だけだと簡単そうですが、体が硬いとこれがなかなか大変な動きです。 背中に布団を積み上げたり、途中でやめるなどして、少しづつ行いましょう。 また、無理に行うと膝や腰、股関節を痛める原因にもなりますので、きついようなら仰向けでの股関節前面のストレッチは諦め違うストレッチを行いましょう。

ストレッチをイメージする

ストレッチを行う際に息を吐きながらと書きました。 これは身体をリラックスさせ、筋肉を緩めた状態にする。という理由があります。 息を吐くと副交感神経が働き、身体をリラックスさせる効果があるのです。 リラックス状態でのストレッチはかなり効果的です。 では、より効果的な股関節ストレッチを行うためにもうひとつ、イメージトレーニングを行ってみましょう。 まず、立った状態で前屈をします。 体の突っ張り状態、感じている痛み、床と指先がどれくらい離れているか、憶えておいてください。 あくまで目安確認なので、この時無理に床に指をつけたり体を曲げる必要はありません。 次に床の上に寝転びます。 目をつぶり、自分の体や関節が柔らかくなることを具体的にイメージします。 スローテンポで、ゆったり体を動かして前屈している自分自身をしっかりイメージをしてください。 しっかり想像できた所でゆっくりと起き上がり、前述のイメージをしたまま前屈します。 どうですか?体が柔らかくなりましたか? 今回うまくいかなかった方も、何回かやってる内に結果が出ます。 ぜひ練習してみてください。

ストレッチのポイント

股関節ストレッチは地道に毎日ストレッチをするのが一番のポイントです。 近年メディアの影響で簡単に、短時間にできるダイエットや技が主流ですが、あくまでもそれは短期間の効果。 長期間効果を持続させたいなら、それを習慣づけておく必要があります。 ましてや股関節なんて、短期間に一気にやわらかくなるわけでもないし、なっても続けなければまたもとの固い股関節に戻ってしまいます。 地道ではありますが、継続したストレッチで軽快な股関節を手に入れましょう。

股関節の動きを確かめてみよう

ストレッチの下準備を行います。 股関節を軽く動かしてみましょう。 上向きで寝て股関節と膝関節を90度に曲げます。 その姿のまま、膝で円を描くように回しましょう。 小さな円から始まり、少しずつ円を大きくし、充分に回します。 この時、痛みが出るほど大きく回したり、回すスピードを早くしないで下さいね。 関節をリラックスさせる、ストレッチの準備体操なので、この時点で動きを大きくしようと考えない方が良いでしょう。 もし、関節を回している時に、音がする、外れそうな感じがある、不快な痛みが強い...その場合は注意が必要です。 気になるなら、整形外科でレントゲンを撮ってもらいましょう。 人それぞれ股関節の形が違います。 股関節形成不全という、生まれつきかみ合わせが浅かったり、形が歪んでいる人もいます。 ストレッチで筋肉を柔軟にしておくと、上記の症状が出にくくなる効果もあります。 しかし、何度も繰り返しますが無理は禁物です。 無理をすると、かえって関節を悪くしてしまう可能性が高いのですから。

歪みをチェック

ストレッチを始める前に、自分の股関節が歪んでいるか、また、どの程度の歪みか調べてみましょう。 1:正座する 膝頭が揃ってなければ歪みの可能性大。 2:足を投げ出して座る 股関節から動かすように、足全体を内側、外側に捻る。 左右の足で動きやすさに差があるのなら歪みの可能性大。 3:あぐらをかく 膝の高さに差があれば歪みの可能性大。 4:片足ずつ膝で立つ 左右で膝立ちのしやすさに差があれば歪んでいます。 5:膝立ちをする 両膝立ちの状態で、股関節を動かすことをイメージしながら骨盤を左右に振ります。 左右に振れの差があれば歪んでいるでしょう。 6:5と同じポーズで骨盤を前後に動かす 左右の動き方に差があれば歪んでいます。 7:5と同じポーズで骨盤を左右に捻る 左右の捻りに差があれば歪みがあります。 8:5と同じポーズで、股関節を中心に骨盤で円を描くようにまわす スムーズに廻せないのであれば歪みがあるということです。

ストレッチを行う際注意すること

股関節ストレッチを行おうとする方の大半は体が固い方だと思われます。 体が固い方はストレッチを行う際に気をつけてもらいたい事があります。 それは、「無理をしない」ということ。 無理なストレッチは股関節や筋肉を痛めてしまい、身体を壊してしまいます。 股関節ストレッチはゆっくり、反動をつけず、痛みが出ないところでやめましょう。 呼吸は止めず、吐きながら伸ばすか自然な呼吸で行います。 ゆったりリラックスして行いましょう。

何故股関節のストレッチを行うのか

人間の体が持つ関節の中で最も大きな形であり、非常に大きく柔軟な動きをする事ができる部位が股関節です。 股関節は、大腿骨の先が球状になっており、骨盤にある股関節用の窪みに差し込まれた形状になっています。 近年骨盤の歪みが各メディアで取り上げられ、語られているように、骨盤の歪みは身体の健康と密接な関係にあります。 人間の身体は、一部分が動くと全身が連動し動くようにできています。 骨盤が歪めば身体全体の歪みに繋がります。 そんな骨盤の動きと深く影響し合っているのが、股関節。 骨盤が歪んでいるのに、股関節が歪んでいないという事はまずありません。 骨盤の矯正するなら股関節の矯正も必要になってきます。 逆に言えば股関節の調整次第で骨盤の歪みも解消されるということです。 股関節は個人のがんばり次第で改善が可能です。 股関節のストレッチを行い歪みを解消しましょう。

股関節痛の運動療法「脚の開閉」「おしり上げ」

筋力を強化し股関節痛の痛みを軽減、症状の進行を遅らせることを目的として運動療法を行います。 おすすめの運動療法は、「ジグリング」「股関節・脊柱の屈伸」「脚の開閉」「おしり上げ」の4つの運動を順番に行います。 ここでは、「ジグリング」「股関節・脊柱の屈伸」の次に行う「脚の開閉」「おしり上げ」について紹介します。 ■脚の開閉 床に仰向けに寝て、両膝を立てます。 床に両足を着けたままの状態で、両膝を肩幅程度にゆっくり開きます。 そして、ゆっくりと膝を戻します。 この動作を繰り返します。 10回2セット行います。 ■おしり上げ 床に仰向けに寝て、両膝を立てます。 肩幅程度に両足を開き、おなかの上に両手を軽く置きます。 お尻に力を入れて、お尻、骨盤の順番で持ちあげて5秒間キープします。 そして、元に戻します。 この動作をするとき、骨盤がぐらぐらしないように気をつけます。 腕を床に置くとよいです。 持ち上げるときに、腰からのけぞらないにようにします。 この動作を繰り返します。 10回2セット行います。

股関節痛の運動療法「ジグリング」「股関節・脊柱の屈伸」

筋力を強化し股関節痛の痛みを軽減、症状の進行を遅らせることを目的として運動療法を行います。 おすすめの運動療法は、「ジグリング」「股関節・脊柱の屈伸」「脚の開閉」「おしり上げ」の4つの運動を順番に行います。 ここでは、「ジグリング」「股関節・脊柱の屈伸」を紹介します。 ■ジグリング(貧乏揺すり運動) いすに座って、床に両脚をしっかりと着けます。 片側の足先を床に着けた状態でかかとを上下させます。 貧乏揺すりとされる動きを20秒間行います。 その時、もう片側の足はそのまましっかりと床に着けたままにします。 反対側も行います。 左右各20秒間を2セット行います。 ■股関節・脊柱の屈伸 いすに座って、肩幅程度に足を開き床に着けます。 おへそを意識して、背筋を伸ばします。 背筋を伸ばしたら、おへそを意識した状態のまま、骨盤を後ろへゆっくり傾けていき、背筋を少し丸めます。 元の背筋を伸ばした状態に戻します。 この動作を繰り返し行い、1分間1セットが目安です。

股関節周辺を鍛える運動

股関節の周りの筋肉を鍛える運動を紹介します。 まず、運動を開始する前に、心臓病や糖尿病などの病気がある人は、医師へ相談してから行うようにしてください。 そして、運動は、継続することが大切ですが、やりすぎてしまうとかえって症状を悪くさせてしまう場合もあるので、無理のない範囲で行います。 ●外転筋群を鍛える運動 1.イスを用意して、腰掛けます。 2.トレーニング用のゴムを両脚に通して、太ももの位置につけます。 3.そのまま両脚を外側へゆっくりと開きます。 4.両脚を閉じて元に戻します。 この動作を10回1セットとして、1日2セットを行います。 外転筋群とは、股関節を外側へと開くときに使われる筋肉です。 ●股関節の周りに筋肉を鍛える運動 1.床に仰向けに寝ます。 2.両足を肩幅くらいに広げて、膝を立てます。 3.お尻を軽く持ち上げます。 4.お尻を下げて元に戻します。 この動作を10回1セットとして、1日2セットを行います。

股関節の痛み

上半身と下半身の中心に位置するのが腰です。 そして、腰の部分にある関節が股関節ということになります。 ほとんどの人が間違った場所を股関節だと思っています。 股関節を聞いて、左右の足の内側あたりだと思い触る人が多いです。 しかし、そこではありません。 正しい場所は、大腿骨の先端に位置している球状の形をしている関節のことです。 でん部あたりから斜め後ろに下がっていくと少し凹んだ部分があります。 その奥が正しい股関節です。 股関節に大きく負担をかけていることが原因で股関節痛になることが多いようです。 股関節症は変形性股関節症とも呼ばれ、他の関節症より若年でも発症する関節症です。 関節には骨と骨が直接擦れないように軟骨というものが骨と骨の間にあります。 しかし、この軟骨が何らかの原因ですり減ってしまって、直接骨と骨が擦れ合うことで関節症になるのです。 また、股関節症は骨盤にも関係し、男性に比べて女性の方が発症しやすいです。

歩行時の痛み

歩くだけでも膝や股関節に痛みを感じる人がいます。 このような痛みは、膝や股関節の病気が原因になっていることがあります。 膝や股関節が慢性的に痛いときは、原因となっている病気が進行している可能性があります。 歩くときに股関節などに痛みを感じる場合は、早めに医療機関を受診し、痛みの原因を調べ、正しい方法で対処することが重要です。 しかし、股関節に異常が起きていても気づかないことがあります。 それは、股関節に痛みなどの症状が現れるのでなく、お尻や太もも、膝などに痛みや違和感、だるさなどの症状が現れることがあるためです。 なぜなら、股関節は、体の奥深い部分に位置しているため、痛みなどの症状を伝達する神経が、正しく認識してくれないからです。 異常が起きている部分とは、別のところに痛みが起こる症状を「関連痛」と呼ばれています。 歩き始めや立ち上がるときに股関節と、お尻や太もも、膝などに痛みなどの症状がある場合は、股関節の病気の可能性があります。

変形性股関節症の手術療法の特徴

薬物療法の効果が十分得ることできなかったときに、手術療法が検討されます。 手術を行うタイミングは、医師と相談のうえで決めます。 股関節の主な手術療法は、「関節鏡手術」「骨切り術」「人工関節手術」などがあります。 手術療法のそれぞれの特徴について紹介します。 ●関節鏡手術 変形性股関節症の初期から末期までの症状が対象に行われます。 行える年齢は幅広く、1週間から3週間ほどの入院期間となります。 この手術方法のメリットとしては、傷痕が小さいため、あまり目立ちません。 そして、デメリットは、再び症状が起こる可能性があります。 ●骨切り術 変形性股関節症の初期から進行期までの症状が対象に行われます。 行える年齢は基本的に60歳までで、1ヵ月から3ヵ月ほどの入院期間となります。 この手術方法のメリットとしては、自分の骨を使います。 動きの制限もありません。 そして、デメリットは、長期にわたって治療が必要となります。 ●人工関節手術 変形性股関節症の進行期でもかなり進行した症状から末期までの症状が対象に行われます。 行える年齢は基本的に60歳以上の人になります。 入院期間は、1ヵ月ほどです。 この手術方法のメリットとしては、痛みが解消されます。 そして、デメリットは、感染症の危険性やまれに外れてしまうことがあります。

変形性股関節症の手術療法

股関節の主な手術療法は、「関節鏡手術」「骨切り術」「人工関節手術」などがあります。 ●関節鏡手術 内視鏡の一種でもある関節鏡を使用します。 股関節の周りを2ヵ所から3ヵ所を1cmほど切開します。 その孔から関節鏡と手術する器具を挿入します。 そして、モニターを見ながら滑膜を切除していきます。 ●骨切り術 変形してしまった骨を整える手術が骨切り術です。 股関節は、臼蓋が大腿骨頭を覆うようになっていますが、発育が十分でないために、覆ってないことがあります。 この症状を「臼蓋形成不全」という状態です。 骨の一部を切って、ずらしたりして大腿骨頭を覆います。 手術によって骨の接する部分が小さくなってしまう部分があるので、歩行することがしばらくの間できません。 しかし、時間が経つにつれて強くなっていきます。 ●人工関節手術 大腿骨頭と臼蓋を取り除き、人工の関節を入れます。 人工の関節は、およそ20年は耐用年数となっているため、基本的には60歳以上の人が対象となっています。 痛みも解消されるため、退院後はとくに支障がなくなります。 しかし、まれに外れてしまうこともあるので、定期的に人工関節の状態を確認する必要があります。

変形性股関節症の薬物療法

生活改善や運動療法を行っても効果が十分得ることができないときは、薬物療法による治療が行われます。 急に痛みが起こったり、変形性股関節症の進行期や末期の状態で、痛みを強く感じるときは、「抗炎症薬」を用いて、症状を軽減させます。 抗炎症薬は、「外用薬」「内服薬」「注射薬」があります。 症状の程度などによって薬は使い分けられます。 皮膚が弱い人が、外用薬を使用すると、皮膚にかぶれなどの副作用を起こすことがあります。 内服薬による副作用「胃腸障害」「肝機能障害」などもあります。 変形性でも膝の場合は、「ヒアルロン酸」の注射薬が使用されることがよくあります。 しかし、股関節の場合、効果があるのかどうかきちんとした調査結果がありません。 そして、健康保険の適用もされていません。 また、薬物療法を行うことで、股関節の痛みは和らぎますが、根本的に治療することはできません。 ですから、医師の指示のもと、薬物療法で痛みを和らげ、運動療法へ変更するなどして薬を頼りすぎることがないようにします。

変形性股関節症 生活改善のポイント

股関節の負担を軽減するために、生活改善を行います。 そこで、生活改善のポイントを紹介します。 ●体重をコントロールします。 肥満体型ということでも、股関節へ負担をかけています。 体重が50kgから10kg増加した人では、片足立ちをしたとき股関節にかかる負担は、それまでより30kgから40kgも増加します。 歩行する際も股関節へ負担がかかり、およそ100kgとなるとされています。 ですから、まずは減量することから始めます。 ただし、極端な減量では、骨を弱くしてしまうので、栄養バランスのとれた食事を摂ることが大切です。 そして、適度な運動も行い、1ヵ月1kg?2kgを目安に減量します。 ●生活に洋式スタイルを取り入れます。 和式生活では、立つ座るという動作においても股関節へかかる負担は大きくなります。 そこで、布団からベッドに変えます。 ちゃぶ台や座布団の生活からテーブルとイスの生活に変えます。 階段には手すりをつけます。 トイレは、和式から洋式へ変えます。 ●靴の選び方 かかとが少し厚めになっていて、硬すぎず軟らかすぎない靴がおすすめです。 ●杖やカートの使用 股関節の痛みによって歩行しづらい場合は、杖やカートを用いることをおすすめします。 杖やカートを使用することで、股関節かかる負担を軽減することができます。 また、買い物をして重いものを手で持たないことも大切なことです。

変形性股関節症の自己チェック

変形性股関節症の進行を防ぐためにも、症状がひどくならない早期の段階で医療機関を受診することをおすすめします。 次のような症状があるときは、医療機関を受診するようにしてください。 ●自己チェック1 1.歩行する際に、左右の足の出しやすさに違いを感じます。 2.靴底の擦り減り方が左右で違いがあります。 3.太ももの太さが左右で違います。 4.イスに座った時に、膝の位置が違います。 5.以前に股関節脱臼をした経験があります。 これらの症状は、初期の段階で起こる症状です。 1と2は、片側の股関節が炎症していたり、股関節の変形の可能性があります。 3は、筋肉が痩せてしまっている可能性があります。 4と5は、子供のころの股関節を痛めたことによる症状の可能性があります。 1から5のうち1つでも当てはまるようであれば、医療機関を受診してください。 ●自己チェック2 1.姿勢が悪いと指摘されます。 2.歩行時、小股になりやすいです。 3.イスに腰掛け、脚が組みにくいです。 4.あぐらがかけません。 5.床から立ちづらいです。 1と2の症状がある場合、変形性股関節症の症状が進行している可能性があります。 3と4、5の場合は、さらに症状が進行してしまっている可能性があります。 1から5のうち2つ以上に当てはまるようであれば、医療機関を受診してください。

変形性股関節症の原因とは

変形性股関節症は、関節軟骨が擦り減ることで、股関節内が炎症して、痛みなどを引き起こす病気です。 変形性股関節症になりやすいのは女性に多く、男性よりも5倍以上です。 変形性股関節症は、年を重ねるごとに進行していくものです。 股関節の骨や軟骨の異常をきたしたところに、さらに加齢などが加わり起こります。 関節軟骨は、20歳代から擦り減ります。 そして、40歳以降になると、擦り減っていることがわかるようになるのです。 肥満体型も関節に大きく負担をかけ、関節軟骨の擦り減りの原因にもなります。 また、スポーツや事故によるけがも原因となり、変形性股関節症を起こすことがあります。 さらに、和式の生活によって立ったり座ったりを繰り返していると、股関節に大きく負担をかけることになります。 すると、症状は進行してしまいます。 変形性股関節症の進行を防ぐためにも、症状がひどくならない早期の段階で医療機関を受診することをおすすめします。

変形性股関節症の運動療法

変形性股関節症の運動療法について紹介します。 ●ジグリング(貧乏揺すり運動) まず、イスに腰掛けて、左右の脚を肩幅程度に開きます。 左右片方の足のつま先を床につけたまま、かかとだけを上下に貧乏揺すりさせます。 この動きの際に、片方の足は、動かさないように注意してください。 貧乏揺すりは、30秒くらい繰り返したら、反対側も同じように行います。 他にも腰を左右に揺すってみたりします。 この場合は、同じようにイスに腰掛けて、肩幅に左右の脚を開きます。 そして、肩を動かさないようにして、骨盤を動かす感じに腰を左右に動かします。 この運動は、1分程度行います。 ●脚開脚運動 イスに腰掛けて、左右の脚を閉じます。 左右の手は太ももの上に置きます。 左右の脚のかかとを揃えた状態で、ひざを肩幅程度に開いて、閉じます。 この開閉の動きを1分くらい行います。 ●股関節の屈伸と脊柱(背骨)屈伸運動 深くイスに腰掛けて、左右の脚を肩幅程度に開きます。 骨盤を前傾させる感じで腰を動かし、背筋を伸ばし、元に戻します。 このときへそを意識するのがポイントです。 この動きを1分くらい繰り返し行います。 変形性股関節症の運動療法を行うことで、筋肉をほぐすことで、動きをよくする、関節の位置を正常にする、痛みの軽減などの効果が期待できます。

股関節を鍛えて痩せやすい体質に

股関節が衰えると、新陳代謝も悪くなり太りやすい身体を作ってしまいます。 関節を鍛えて衰えを改善し痩せやすい身体を作るようにすることが大切です。 関節に衰えがあるかをチェックするには、次の動作を行なってみましょう。 床に座って両手を後ろにつき両脚を伸ばします。 膝の角度を90度にするように方膝を立てます。(太ももの付け根は45度にします) そして、背筋を真っ直ぐにして、膝をゆっくりと内側に倒していきます。 但し、倒す時にはお尻を浮かせないようにしましょう。 45度以上倒すことが出来なかった場合は、股関節が衰えている可能性が大という事になります。 倒した時に膝頭が床に近くなるほど股関節の年齢は若くなります。 衰えている可能性がある場合は、鍛えて若返らせることが大切になります。

股関節ダイエットの効果

股関節に歪みがあると、骨盤も歪んできて姿勢が悪くなり、身体のバランスが崩れてしまい新陳代謝も悪くなり、太りやすい身体になってしまいます。 そこで、股関節ダイエットを毎日行なって、周りの筋肉を鍛え柔軟にして、歪みを治して元の位置に戻せば、骨盤の位置も安定して太りにくい身体になれるのです。 股関節ダイエットは全身のむくみが取れる効果があります。 また、近くにある臓器が活性化されて、ウエストが引き締まり細くなていくという効果もあります。 股関節ダイエットを行なって、歪みが矯正されれば、上半身をしっかりと支えられるようになるので、バランスのいいスタイルになれるという事なのです。 さらに、新陳代謝がよくなって、リンパや血液の流れも促進され、脂肪が燃えやすくなり、冷えやむくみのトラブルが改善されます。 1日数分で良いので、苦しくならない程度に毎日続けて行なうようにしましょう。 股の関節ダイエットの方法はいろいろなものがあります。 近年では、本もたくさん出ているようなので、いろいろ試してみて自分が続けれられそうな方法を探してみるのも良いかもしれません。

股関節を柔らかくしよう

前屈をして比べてみると分かるのですが、股関節が柔らかい人の太ももの筋肉は大きく伸びてリラックスしているのに、硬い人の筋肉は十分に伸びられずに筋肉が緊張して縮もうとします。 筋肉の繊維は脳からの神経と結びついているので、神経から信号がくると収縮して力を出しますが、筋肉は使わないと神経はさびてしまい、正しい指令が届かなくなります。 そうなると筋肉は硬くなって、動く範囲が狭くなるので、ますます硬くなるという悪循環に陥ってしまうのです。 股の関節が硬くなれば、太りやすい体質になってしまうので、そうならないためにも柔らかくすることが必要になります。 柔らかくすることのに効果的なのが、お相撲さんが行なっている腰割りです。 腰割りとは、大きく両脚を開いて腰を落とし、数秒間その状態を維持するという方法です。 腰割りを行うと、股の関節の周りや下半身の筋肉が鍛えられます。 股の関節の周りや下半身の筋力が高まると、基礎代謝もアップしてダイエット効果が得られます。

股関節が硬いと太りやすい

身体の中で1番脂肪が付きやすい場所は脇腹です。 股関節が硬いとリンパやホルモンの流れに影響が生じて、脇腹に脂肪が付きやすくなります。 また、全身のむくみも取れにくくなってしまうのです。 股の関節のあたりにあるリンパ管はヘアピンカーブのように曲がっています。 通常、柔らかくてしなやかに動いていれば、わき腹から回収された老廃液は溜まることなくスムーズに流れていきます。 しかし、硬いと筋肉の動きも悪くなり、老廃液は上手く流れることができなくなり、どんどん脇腹に溜まってしまい脂肪の塊になってしまいます。 以下の項目に3つ以上当てはまるものがあった場合は、脇腹に脂肪が付きやすい体質の可能性があるので注意しましょう。 1、2階に上がるだけでもエレベーターを使う。 2、椅子や床に座っている時間が長い。 3、冷房が効いた部屋が好き。 4、寝起きはいつも不機嫌。 5、イライラしやすい。 どうでしたか?当てはまるものはあったでしょうか? 3つ以上当てはまってしまった場合には、関節をほぐして可動域を広げ、老廃物を溜めないようにする必要があります。

股関節の歪みを治そう

股関節は人間の体を支えるためのとても大切な場所です。 股関節が歪んでいると痩せにくい体となり、太ってしまったりして身体全体に不調をもたらしてしまいます。 また、その上にある骨盤や背骨まで歪んでしまい、身体全体が歪んでいるようになってしまいます。 歪みがあるかを調べるには、まず、背筋を伸ばして両脚を肩幅に開いて立ちます。 そのまま腰を落として、かかとを上げてしゃがんだ状態から片脚を真っ直ぐ横へ伸ばします。 このとき、足の親指側の側面を床につけるようにします。 手は床につけないようにして、このポーズを10秒間キープして下さい。 もし、10秒間キープすることが出来ないようだったら、関節の柔軟性が足りないということになり、左右どちらかがやりづらいといった場合は歪みがおきている可能性があります。 そのような時は、股関節の歪みを治しながら、気になる部分がダイエットできる歪み治しダイエットを行なって治しましょう。

股関節痛を予防するために大事なこと

股関節にすでに痛みがある人は、症状を悪化させないように股関節に負担をかけず、痛みを軽減する工夫をして過ごす事が大切になります。 痛みを予防するためにも、やはり無理な負担をかけないように日常生活を工夫して過ごすのが良いでしょう。 まず、お薦めなのが洋風の暮らしを上手く取り入れることです。 畳のある和風の暮らしはくつろげるといった面はあるものの、座る時に正座やあぐらを組むと股関節に大きな負担がかかります。 洋風の暮らしでは椅子やベットを使用するので負担が軽くてすむのです。 また、股関節は冷やさないことが大切です。 血液の流れを促すように、冬の寒い時期などは積極的に温めるようにしましょう。 夏場にクーラーの効いた部屋で過ごす時は、ひざ掛けを利用して股関節を冷やさないようにしましょう。 股関節の周りの筋肉を鍛える事も大切ですので、適度な運動を体調に合わせながら程よい運動を習慣づけるようにして股関節を健全な状態で維持しましょう。

子供にも股関節痛がある

幼児期から小学校の低学年にかけて足の付け根を痛がる事があります。 少し経てば痛みがなくなるのならば心配はありませんが、痛みが強くなって歩けなくなったり、立っていることすら出来なくなってしまう場合もあるので注意が必要です。 1歳前後までの子供に起こる発熱を伴った股関節痛は、化膿性股関節炎の疑いがあり入院治療が必要になるので、すぐに医師に相談しましょう。 3歳から6歳までに起こる痛みで1番多いのは単純性股関節炎です。 この病気は遅くとも2週間くらいで治りますが、同時期にペルテス氏病という病気が起こる場合もあるので気をつけなければなりません。 子供の股関節痛の症状で、膝にも痛みが生じている場合は大腿骨頭すべり症が疑われます。 この場合、歩くと股関節に痛みはなくて膝だけが痛むということもありうるので注意が必要です。 17歳くらいまでの子供に多く発症するもので、約半数の子が両側に痛みを感じるようです。 最近では、1日何時間も休まずにスポーツの練習を続ける子供が増えていて、昔よりも疲労骨折が多く見られるようになりました。 疲労骨折の起こる場所は、膝から下が殆どですが、まれに股関節の近くで疲労骨折を起こして痛みを伴うことがあります。

股関節はどんな時に痛む

股関節痛は、股関節だけに痛みが発症する場合もありますが、同時に腰痛が起こったりするケースもあります。 痛みの症状や、どういった場合に痛むかは個人差がありますが、長時間歩いた時や、階段の昇り降りなどに痛みが出る場合が多いようです。 また、立ったままや座ったままで長時間同じ姿勢でいる時にも痛みが生じやすいようです。 股関節に痛みがあると、体が前かがみになってしまい、後ろに反る事ができなくなります。 痛みが軽いうちなら良いのですが、強まると痛くて靴下も上手く履けなくなったり、足の爪を切ることも困難になり、お風呂の浴槽を乗り越えるもの辛いなどといった感じになってしまいます。 足の長さが左右で違ったり、仰向けで膝を立てたときに左右差があると、歩き方も悪いものになってしまうので、それが原因で股関節に痛みが生じるということもあるようです。

なぜ股関節は痛くなるのでしょう

股関節の痛みには、子供の成長期の痛み、大人になってからの痛み、老化によってくる痛みなど原因は様々です。 股関節は常に人の体を支えている関節のうえ、運動の衝撃を吸収したりと過酷な役割を担っているものなので、かなり負担のかかる場所といえるでしょう。 そのため、股関節の周りの筋肉には疲労が溜まりやすく、筋肉の疲労が強くなると痛みやこりが生じるのです。 股関節痛の原因の約80%は骨ではなく、このような筋肉の疲労にあると考えられています。 そのほか、若い頃から股関節を使ったスポーツや仕事をしてきた人が、関節の老化とともに痛みがくるものとも考えられていて、加齢で関節表面を覆っている軟骨の磨耗や変性が起こり、骨そのものが変形して痛みなどの症状が現れるということです。 スポーツなど運動を行ううえで、多くの場合は股関節に大きな動きが必要となります。 股関節の動きが悪くなると、腰や膝にも痛みを発症しやすくなるのです。

股関節のしくみ

股関節とは、大腿骨(太ももの骨)と骨盤をつなぐ関節で、人の体の上半身と下半身をつなげる重要な役割をもち、日常的な生活や運動をするにあたって欠かすことのできない機能の一つです。 人の体の上半身と下半身の中間にあるのが腰で、その腰にあるのが股関節だという事を考えると、体を支えるのにどれだけ重要なものかということが分かるのではないでしょうか。 人の体には大小様々な関節が存在していますが、その中でも股関節は最大の大きさを誇る関節です。 健康で正常なものは、大腿骨と臼蓋との形がピッタリ合っていて、関節との隙間は同じ幅を保っているものです。 関節の間にある軟骨がすり減ったりして幅がずれたりすると、痛みが生じるようになります。 股関節痛は、一度発症してしまうと時間とともに症状は悪化していきますので、治療をして痛みが軽減されたとしても、一生股関節痛と付き合っていくものと考えた方が良さそうです。 あまりの痛さに、痛い部分を庇っての動作で腰などにも悪影響が出てしまうこともあるので、少しでも気になる痛みが生じた場合は、専門の病院などで診察を受けた方が良いでしょう。

治療に効果的なこと

股関節の痛みに対する治療法で効果的なことは、サラシ包帯を使って股関節に加わる負担を軽くするという方法です。 サラシ包帯により股関節を固定する事で、重力と体重による股関節への負荷よりも安静度が上回り、自然治癒力が高まって痛みが治るというものです。 また、股関節の周囲の筋肉を運動によって鍛える事も、痛みの治療に効果的です。 運動する場合は、股関節になるべく負荷をかけないようにするために、プールの中での歩行が良いとされています。 プールの中だと浮力のおかげで股関節への負荷が減ります。 水に逆らって歩くので、良い筋力トレーニングにもなります。 運動療法は毎日継続して行なうことが重要です。 しかし、やり過ぎは禁物です。1日の運動は余力を残す程度で終わるようにしましょう。 股関節の痛みには、針治療も有効とされています。 但し、針治療は股関節自体に原因があって痛みが起こっている場合に効果的なだけで、内臓の病気が原因で股関節痛が起こっている場合は不適応です。

柔軟にしておくことが大事

股関節が硬いと運動する時などに衝撃が緩和されずに無理な負担がかかってしまいます。 負担をかけないようにするためには、股関節を柔軟にしておくことが大切になるのです。 股関節を柔軟にするために良い方法はストレッチです。 ストレッチは、関節を柔軟にしてくれるだけでなく、ゆがみの矯正や予防をしてくれるという効果もあります。 ただし、無理なストレッチや柔軟体操は、関節のゆがみを強くしてしまう恐れがあるので注意して下さい。 簡単なストレッチ方法は、あぐらをかいて背筋を伸ばし足の裏同士を合わせます。 この姿勢で両膝を床にゆっくり押し付けるようにしていきます。 これを5回2セット行ないましょう。 ストレッチは短期間行なっただけでは効果はあらわれません。 毎日継続して長い期間行なっていくことで効果はあらわれますので、ストレッチを日常生活に取り入れて続けていくようにしましょう。

ゆがみは身体に影響を与える

股関節は骨盤に付着しているものなので、股関節にゆがみが起きると骨盤全体にも必ずゆがみが起きてしまいます。 股関節のゆがみは、骨盤のゆがみと密接な関係にあるのです。 ゆがみを放っておくと背骨を通じて体全体に悪影響を及ぼしてしまいます。 ゆがみが原因で肩こりや頭痛の症状が出る場合もあります。 一番は足全体への影響で、足指だけでなく、足首や膝のゆがみも伴い、足の運びに異変が生じて偏った歩き方になったり、足の運びが不安定になるために転びやすくなったりします。 股関節にゆがみがあると、座った状態から立ったり、かがんだりするなどの日常のさりげない動作にも、不都合と不安定さが伴ってしまうのです。 股関節のゆがみで体へ悪影響を与えないようにするためには、日頃から柔軟にしてゆがみを予防することが大切になります。 股関節のゆがみを調べる方法は、まず膝を立てて仰向けになります。 そして、膝を胸に近づけるようにして膝頭の位置が見えるまで曲げてみたときに、膝の高さに差が出ているとゆがみがあるという事になります。

痛みは筋肉が関係している

股関節に無理な負担がかかると、股関節の痛みだけでなく、お尻の奥の方にも痛みが出ます。 それは、股関節を捻る動きと、後ろと外側への動きにはお尻が関係していて、前と内側への動きは太腿が関係しているからです。 たとえば、床に座って開脚をして体を前に倒した時、大腿の内側が突っ張ります。 大腿の内側の筋肉の突っ張りがさらに強くなると、筋肉の突っ張りよりもお尻の奥の方の痛みが強くなります。 この状態だと、太腿の内側の筋肉の突っ張りが強すぎて、痛みを感じるところまで伸びれなくなっていて、それが原因で無理に股関節に負担がかかり、痛みを感じるようになるのです。 このように股関節の痛みの本当の原因は筋肉にあるようです。 股関節の病気に変形性股関節症、臼蓋形成不全、大腿骨骨頭壊死などがありますが、股関節の変形や壊死は、結果的にそうなったというのであって原因ではありません。

痛みは何故起こるのか

股関節の痛みが何故起こるのかというと、軟骨が磨り減ることによる摩擦で痛みが起こっているのです。 股関節の軟骨が減ってしまうと、徐々に骨頭と臼蓋の部分が変形していきます。 すると痛みも進行していき、運動能力も低下していってしまいます。 また、骨盤の臼状の関節窩の中に球状の大腿骨の大腿骨頭が定位置に収まっていなくて、大腿骨頭が臼状の関節窩の中をスムースに回転できない状態でも痛みが生じます。 この状態で歩いたり走ったり、階段の上り下りすると引っ掛かって、股関節の動きが制限されたり、痛みが起きたりするのです。 慢性的な股関節痛は、悪い歩き方をしている人に多く、重心が偏った悪い歩き方などをしていると、股関節や骨盤にゆがみを発生させ、痛みへと繋がります。 足を組んで座ったり、横座りやペチャンコ座りをするというような普段からの座り方が原因にもなることも多いようなので、気をつけてましょう。

人工股関節について

股関節の痛みが軽度のものであれば、自然に治癒する方法で治療をしていきますが、関節になんらかの問題が生じている場合や、先天的に関節に問題があるという場合は、症状が軽度のものであっても手術療法を薦められることがあります。 手術による治療のなかに、人工の股関節に置き換えるという方法があり、これを人工股関節置換術と呼んでいます。 人工股関節は、金属、セラミック、ポリエチレンなどで作られていて、ヘッド、ステム、ライナー、アセタブラーシェルという4つの部品から出来ています。 人工股関節に換えることは、悪くなっている関節を新しいものにすることによって、痛みがなくなり快適な生活を送ることができるようになります。 しかし、殺菌感染に弱く、脱臼もしやすくて磨耗が早いということがあり、ゆるみが来たら入れ替えの手術をしなくてはならないという点が難点です。 個人の身体的条件などでも違ってきますが、一般的に耐久寿命は15から20年といわれています。 ただし、日常の生活のうえでいくつか気をつけていれば、ある程度は関節の寿命を長く保つことが可能です。 これらの点をふまえ、常に痛みがある生活と比べ、置き換えるかどうかを判断するようにしましょう。

変形性股関節症の治療

変形性股関節症は、放っておくと徐々に進行していくものなので、早期発見に早期治療が大切になります。 治療方法は保存的治療と手術的治療があり、病気の進み具合によって行なわれる治療法が異なります。 また、年齢や各自の生活のスタイルなどによっても異なってくるので、必ず専門医の指導を受けてから治療を行なうようにしましょう。 保存的治療は、股関節に負担をかけないようにする方法で、肥満傾向にある人は体重を減らしたり、痛みがある側への負担を減らすために杖を使用して歩くようにします。 痛みの度合いによっては鎮痛剤を用いる事もあります。 完全な治療にはなりませんが、鎮痛剤を使用する事で痛みが楽になり、精神的なストレスが軽減されるので良いようです。 高齢者の場合は状態によって、手術をして悪くなっている部分を取り除く方法がとられます。

変形性股関節症の原因

変形性股関節症は、関節の軟骨が磨り減って変形し痛みが起こる病気です。 主に、変形性股関節症の引き金となっているのは、先天性股関節脱臼や先天性臼蓋形成不全です。 どちらの場合も生まれつき股関節が正常な形をしていないので、それが原因で変形してしまい痛みを引き起こしてしまいます。 また、日常生活の偏った身体の使い方が原因でも変形性股関節症になります。 歩行時の過剰な衝撃とねじれで左右のどちらかに歪みが発生することが原因で、その歪みの多い側が変形して痛みが起こるのです。 しいていえば、片側ばかりに重心をかけるような生活をしていたりすると、左右に開閉の差ができてしまい、歪んだ状態になり痛みの原因をつくるという事になります。 片側の足が大きく外に開いたり、股関節の硬さや開き方が左右で違うなどという場合は、変形性股関節症になりやすいので要注意です。

変形性股関節症の症状

変形性股関節症の初期は、動くときに強い痛みを感じますが、関節に無理な負担がかかったり、疲労がたまっているとき以外は時に気になるような痛みではないでしょう。 前期になると痛む頻度が増えて、痛みを庇いながら歩かなければならなくなるので、脚を引きずるような歩き方になってしまいます。 進行期になると関節の動きが悪くなり、痛みも常に感じるようになります。 末期にまでなってしまうと、痛みが強い場合は修復が不可能になり、手術が必要になるケースもあります。 このように変形性股関節症は、進行していくとともに症状は持続的になって、歩くにも休みながらでないと出来なくなったり、動いていない時でも常に痛んで睡眠の妨げにもなるようになってきてしまいます。 そうならない為には、少しでも痛みを感じるようだったら、日常生活の中で出来る限り股関節に負担をかけないようにする事が大切です。

変形性股関節症とは

変形性股関節症とは、関節軟骨の変性や磨耗によって、骨の変形・破壊や関節滑膜の炎症が起き、痛みや運動障害からADL障害をきたす疾患です。 人間が行動するのに重要な骨盤は、様々な部分に影響を与えます。 その骨盤に起きる問題のひとつとして変形性股関節症があるのです。 股関節に痛みが感じられるようになり、その痛みが日に日に強くなるという事は、股関節が警報を鳴らしていることになります。 変形性股関節症は、突然来るものですが、一度なってしまうと治療にとても時間がかかってしまうものです。 ちょっとした瞬間に痛みを感じたり、全体的に体がだるくて疲れやすいなどという時には注意が必要です。 少し休めば痛みが消えてしまう場合でも、それが何度も繰り返し起こるようならば、病院を受診することをお薦めします。

痛みを引き起こす症状

痛みを起す症状に、変形性股関節症があります。 変形性股関節症の原因の約8割は、幼少期の先天性股関節脱臼にあるとされています。 日本人の変形性股関節症の原因は、後天的なものではなく、先天的なものがほとんどだそうです。 幼い頃には痛みがなかったり、異常に気がつかない事が多くあります。 大人になってから痛みが出てくるようになり、そこで医者にかかってはじめて病気だと判明するケースが多く報告されています。 そんな変形性股関節症は特に女性の方に多くみられる疾患なのです。

変形性股関節症の疑いが出たら

変形性股関節症のような痛みを感じたら、すぐに病院などで専門医の診察を受け、初期段階で気づけるようにしましょう。 そうすることで、日常生活の工夫や適切な薬の使用などによって、ある程度進行を抑えることも可能になってきます。 適切なストレッチやリハビリを行い、関節が痛いという思いを軽減できるようにしたいですね。 また、変形性股関節症は放っておいてしまうと、どんどん進行してしまうのです。 変形性股関節症の早期の発見と早期の治療、そして発見後の定期的な受診が大切なのです。 変形性股関節症の具体的な治療方法は、専門医の指導を受けましょう。 関節の痛みを感じるなら、悪化させないため早期の受診が重要です。

股関節の仕組み

股関節の痛みはいろいろな症状に分かれます。 適切な治療のためにも、股関節の仕組みを知っておくと良いでしょう。 寛骨臼と大腿骨頭から成る体内最大の関節が股関節です。 球状関節に分類されます。 運動性が大きくて関節窩が深くできています。。 一般的に、股関節はこの臼状関節のことをいいます。 股関節とは、荷重関節にあたります。 難しい専門的なことは医師や専門の医院で説明や相談を受けましょう。 仕組みを知ることによって、痛みを改善してもらう治療法や相談する際に生かせるかもしれません。

股関節の構造と関節炎

軟骨は耐久性がありますが、年齢を重ねるにつれてすり減っていきます。 そして股関節を動かしたり、体重がかかるたびに、すり減った軟骨の下の骨同士がこすれ合って痛むようになります。 関節は、骨の表面がとても滑らかで弾力のある軟骨と呼ばれる組織でおおわれており、その軟骨が関節を動かしたり、体重がかかったときの衝撃をやわらげるクッションの役目をしています。 股関節は、大腿骨の上の端にある骨頭という丸い部分が、寛骨臼という骨盤のくぼみにはまり込むような形になっており、構造上、脚をさまざまな方向に動かすことができます。 痛みの原因として、関節が炎症を起こしてしまう「関節炎」が挙げられます。 関節を守っている軟骨がすり減ることにより、徐々に変形性股関節症を発症します。 なぜ、炎症が起きてしまうのでしょう?どうして痛くなるのでしょう? まずは関節の仕組みや働きを知って、痛みの原因を理解しましょう。

股関節の関節痛を引き起こす病気

変形性股関節症股関節の軟骨が、磨耗や加齢によってすり減ることで起こります。 症状としては、歩行時などに股関節が痛み、動きが制限されるようになります。 子供の頃からの先天性股関節脱臼の後遺症や、股関節が浅い臼蓋形成不全などが原因となることが多いですが、加齢による軟骨の減少が原因になることもあります。 痛みの原因は、子供の頃の股関節脱臼や臼蓋形成不全といった障害によるものや、加齢や骨折によるものなどがあります。 痛みが強い場合は、人工股関節置換術や骨切り術を行い治療します。 骨折以外の症状は、長期間かけて徐々に進行し、痛みのために歩行が困難になることもあるので注意が必要です。

人工股関節のデメリット

人工股関節の手術は、股関節の痛みが改善するという、股関節の痛みをなくしたい人にとっては最良のものですが、いくつか問題点もあります。 人工股関節を入れた後に、もっとも起こりやすい合併症としては脱臼があります。 筋力がなく、筋肉の緊張が少ない人に起こりやすく、術直後に最も多く発生するのが特徴ですが、リハビリで筋力がついてくれば脱臼の頻度も減ってきます。 脱臼の方向は前方と後方の2通りあり、どちらの方向に脱臼しやすいのかは人工股関節を設置し終わった後で、医師が確かめることになっています。 最も困る合併症は細菌感染です。 細菌感染には、主に手術時に感染する早期感染と、手術後3ヶ月以上経ってから起こる晩期感染があります。 晩期感染が起こる確率は低いのですが、体調をひどく崩したときや肝機能障害、糖尿病の悪化などが原因で起こることがあります。 滅多に起こらない合併症には神経麻痺があります。 発生率は人工股関節手術をした人の0.6から3.4%くらいです。 その他に、手術中や手術をした後に骨折が起こる場合もあります。

手術後に気をつけること

人工股関節に置き換える手術をした後は、人工股関節を長持ちさせるためにも定期的な受診が必要になります。 通常の場合、手術の後、初めの1年間は数回の定期受診を受け、2年目以降は年に1、2回の定期受診になります。 そして、手術後に注意をしなけれなならない事は、股関節に大きな負担をかけないように生活することです。 座る時は、正座やあぐらなどの姿勢は避け、椅子に腰掛けるようにすると良いでしょう。 股関節の脱臼を防止するためには、しゃがむ姿勢をとらないことが大切なので、和式トイレは避けて、なるべく洋式トイレにしましょう。 頻繁に立ったり座ったりする動作も股関節に負担をかけてしまうので、家事などの際に良く使うものは、立ったままで手の届く範囲に置くようにしましょう。 洗濯物を干す時には、両足を開いて立ち片足だけに体重がかからないようにすることが大切です。 また、激しい運動や10kg以上の重たい荷物を持たないようにすることも大切です。

人工股関節手術の方法

骨に人工股関節を固定する方法には、骨セメントを使用して行なうセメント固定と、骨セメントを使わないセメントレス固定の2つの方法があります。 金属と骨を直接つないで固定するのがセメント固定の方法で、金属の表面に特殊な加工がされていて、手術後骨に入り込んで固定されるのがセメントレス固定方法です。 この場合、骨が入り込んで金属と固定されるまでに少し日数が必要になります。 人工股関節の主な手術方法は、まず手術後に足の長さが同じになるように、手術しない足と手術する足の長さを計測します。 その後、股関節の横の部分を切開して、臼蓋から大腿骨を脱臼させ、大腿骨頭を切り落として除去します。 大腿骨頭を切り落として露出した臼蓋は、人工の臼蓋ソケットがきっちりはまるように削って成型していき、金属でできた正しいサイズの臼蓋カップを設置していきます。 次は、人工大腿骨コンポーネントがきっちりはまるように、大腿骨の中心に空いている髄腔と呼ばれる穴を少しずつ削って形を整えていき、正しいサイズの大腿骨ステムを髄腔に設置します。 手術の最終ステップでは、ステムの先端に金属もしくはセラミックでできたヘッドと呼ばれる小さな丸いボールを取り付けます。 ここまで終わったら後は傷口を閉じて手術は完了です。

なぜ人工股関節に置き換えるのか

人工股関節の手術は、変形性股関節症、関節リウマチ、大腿骨頭壊死症などの疾患により、炎症や変性、破壊されて痛んだ股関節を人工の股関節を用いて治療する手術です。 世界中で年間およそ50万件も手術が行われているといわれていて、股関節の痛みを完全に取り除いて、股関節の可動域を改善することのできる方法です。 人工股関節に置き換える手術は、股関節の痛みが強い、痛みが酷くて歩行も困難となってきたなど、日常生活に支障をきたしている方が適応されます。 股関節を人工のものに換えると、痩せてきていた膝より少し上の太ももの筋肉が削げ落ちが止まり、次第に元の筋肉に回復してきます。 筋肉が回復することに伴って、跛行も次第に改善して日常の生活活動レベルが向上し、歩く姿も格段に改善してきます。 子供の頃の股関節脱臼によって、足の長さの違いも人工の股関節を入れることで同じ長さになりますし、何よりも足を引きずることなく歩けるようになることは心理的にもメリットといえるでしょう。

人工股関節とは

股関節は、大腿骨と寛骨臼とよばれる2つの骨から構成されています。 人工股関節も「ステムとよばれる大腿骨側の部品と、ソケットとよばれる寛骨臼側の部品の2つから成り立っています。 大腿骨頭と寛骨臼の間には、骨と骨の摩擦を和らげるためにクッションとなる関節軟骨が存在していますが、その軟骨がすり減り、股関節全体がひどく変形してしまった状態になり、日常生活に影響を及ぼす場合に人工股関節に入れ替える手術が行なわれるのです。 つまり人工股関節とは、股関節が変形することによって低下した機能を回復させるために人工の関節で代替するということなのです。 人工股関節を入れ替える手術を行なう患者さんのうち、約70%が変形性股関節症で、約20%が関節リウマチによるものです。 人工股関節は今後も改良が進でいくもので、脱臼をしない人工股関節の開発研究も進められているそうです。

変形性股関節症と似てる病気

変形性股関節症と似ている病気には、突発性大腿骨頭壊死症、大腿骨頸部骨折、慢性関節リウマチ、股関節炎、椎間板ヘルニアなどがあります。 突発性大腿骨頭壊死症とは、大腿骨頭の血液の流れが悪くなって骨が壊死する病気で、股関節症と症状が似ていて、治療法も同じく保存療法と手術療法になります。 関節リウマチは、自分で自分の体の組織を攻撃してしまう、自己免疫疾患のひとつで難冶性の病気とされています。 股関節や膝、肘などの様々な関節に痛みや変形が起こります。 股関節は、ブドウ球菌や連鎖球菌などの化膿菌の感染により起こるもので、これもまた変形性股関節症と似ている病気です。 椎間板ヘルニアは、椎間板が老化や無理な荷重によって、腰椎と腰椎の間から飛びだして近くの神経を圧迫するために股関節や膝下にかけて痛みやしびれがでるもので、急性の場合はぎっくり腰として発症し、慢性の場合は股関節などに痛みが続くため、変形性股関節症と症状が似てきます。

日常生活での注意点

変形性股関節症の患者さんが、日頃から注意をしなくてはいけない事は、股関節に無理な負担をかけないようにすることです。 激しい運動や重労働はもちろんのこと、長時間歩くことや立ち座りの繰り返し動作もなるべく避けた方が良いでしょう。 股関節に圧迫をかけるような姿勢、例えば、長時間立ちっ放しでいることや、長時間正座をしていることも良くありません。 履物にも気をつけて、底の硬い靴やハイヒールなどは避けましょう。 クッション性のあるスニーカータイプの靴が股関節には良いようです。 股関節には、常に体重による負担がかかっているのですが、階段の昇り降り、走ること、椅子からの立ち上がりなどでは体重の6から7倍の力がかかり、床など低い位置からの立ち上がりでは10倍もの力が股関節にかかるのです。 体重が重ければ重いほど、それだけ股関節に無理な負担がかかってしまうという事なのです。 そこで、体重のコントロールが必要になってくるわけです。 変形性股関節症の患者さんは運動が制限されるので、痩せるには少し大変かもしれませんが、栄養士の食事指導を受けるなどして、ちゃんとカロリー計算に基づいた食事をバランスよく摂る事が大切です。

変形性股関節症の治療方法

変形性股関節症の治療法には保存療法と手術療法があります。 保存療法は、股関節周囲の筋肉の筋力を強化するトレーニングや、血液の流れをよくする温熱療法、肥満傾向にある人は減量するなど体重のコントロールをしたり、杖を使用して歩くなどして出来るだけ股関節に負担をかけないような方法がとられます。 場合によっては、消炎鎮痛剤や関節内副腎皮質ステロイドを使用して股関節の痛みを取り除く事もあります。 筋肉を鍛えるトレーニングで、変形性股関節症の患者さんにとって理想的なのはプールでのトレーニングです。 プールだと浮力によって股関節への負担が軽くなるので、無理することなく安全に歩けて筋肉を鍛えることができます。 自分の股関節の状態や体力に合わせて、水温が一定のプール(スイミングセンターやスポーツジムなど)で行ないましょう。 変形性股関節症の治療をするのに手術療法を選択する場合は、どの時期に、どのような手術を行なうかを見極める事が大切になります。 前期から初期の軽度の股関節症でも、変形の進行を食い止めるために、関節の適合性を獲得する目的で手術(骨切り術)を行う場合もあるのです。

変形性股関節症の進行度

変形性股関節症は進行性の変性疾患で、治療をせずに放置しておくと前期、初期、進行期、末期へと病期が進行していきます。 しかし、誰もが同じ様に進行するわけではありません。 股関節の形に異常があっても進行しない人もいますし、生活習慣の改善や体重のコントロールなどの保存療法を受けて、悪化が抑えられていれば進行も遅くなります。 前期では、臼蓋形成不全などの股関節の形に異常はあるものの、レントゲンを撮っても軟骨のすり減りなどは見つかりません。 初期になると軟骨がすり減りだして、臼蓋と大腿骨の関節の隙間が少し狭くなってきます。 負荷が集中する場所の骨が硬くなる現象が起きますが、激しい運動などを行った後に股関節に痛みが増す程度で、安静にしている時には股関節に痛みはありません。 進行期に入ると益々軟骨のすり減りが進み、関節の隙間が狭くなるため臼蓋と大腿骨がぶつかったり接する部分も出てきます。 そして、骨棘という壊れた骨を補うための新しい骨の増殖が見られるようになり、それに伴って痛みが増して動きも制限されるようになります。 末期には、軟骨がすり切れてなくなってしまうため臼蓋と大腿骨の関節の隙間がなくなります。 そうなると、骨が露出してぶつかるため骨がすり減って骨棘も成長し、股関節自体が変形してしまいます。 股関節の動きの制限や痛みも強くなり、杖を使わないと歩けないなど日常生活にかなりの支障がでるようになります。

変形性股関節症について

変形性股関節症とは、股関節に対する血液の循環が不十分だったり、関節への過度な負担によって関節の軟骨がすり減ったりして変性して、股関節の形が変わったり破壊されてしまったりする状態をいいます。 変形性股関節症は、主に女性に多くみられる病気で、初期の段階では股関節の違和感や股関節の辺りが疲れやすいといった症状が起こります。 変形性股関節症には、突発的に発症する一次性と、先天性股関節脱臼や大腿骨頭壊死などに関与して起こる二次性のものがあります。 日本人は圧倒的に二次性の方が多く、原因としては先天性股関節脱臼と臼蓋形成不全が90%を占めています。 変形性股関節症が起こるしくみは、軟骨と骨の破壊と修復反応が繰り返されて、次第に進行し関節が変形するものと考えられています。

股関節痛の対処法

股関節に痛みを感じたら、まず病院で診察をしてもらうのが一番です。 股関節の痛みの原因がすべて股関節にあるとは限りませんし、それ自体に原因があったとしても、体に何らかの異常があるというサインなので、きちんと診察を受けた方が良いのです。 痛みが起こっているのが、何かの病気の前兆であった場合、早期に発見して治療を行うことができるので、専門医の診察を受けるることが大切になるのです。 痛みが酷くなってからだと、病気の発見も遅くなり、その後の治療も完治に至らなかったり、治るのに長期間かかってしまったりしまいます。 痛みが軽い場合の対処法は、生活習慣を変えて、自然治癒力を高める治療をして、根本的に改善をしていくことになります。 一時的に痛みを抑える治療をしても改善にはなりません。 無理のない運動をしたり、肥満傾向にある人はダイエットを始めるなどして、健康の促進を努めることが痛みの対処法になります。

子供の股関節痛

股関節に関する病気は、成長期にある子供と、大人とでは病名も病態も異なります。 子供に多いのは、先天性股関節脱臼、乳児化膿性股関節炎、単純性股関節炎、ペルテス病、大腿骨頭辷り症です。 先天性股関節脱臼は、痛みは全くありませんが、新生児や乳幼児だとオムツを交換する時に無理に開排を強制されると泣くことがあります。 幼児期では、歩きはじめが遅いなどという事があります。 乳児化膿性股関節炎は、治療を要するもので、敗血症など、全身性の化膿性炎症を起こした時に二次的に起こってくる病気です。 単純性股関節炎は、幼児期の子供に最も日常的に起こるもので、仰臥位で股関節を完全に伸ばせない、外転で痛がる、跛行を認めるなどの症状があります。 運動会などで激しく運動した後に多い発症するようです。 5歳から9歳くらいの子が多くかかるペルテス病は、親が跛行に気づき注意すると治りますが、暫くするとまた跛行をしめすのが特徴です。 原因は不明で、多動な男の子に多い病気です。 小中学生に最近増加している大腿骨頭辷り症は、はじめは膝の痛みが発症し、それが股関節の痛みへとつながっていきます。

股関節症が女性に多いわけ

股関節の痛みは外反母趾と同様に、圧倒的に女性に多く起こる病気です。 男性に比べて女性の体は股関節が浅く造られていて、筋力も弱いので痛みが起こりやすくなっているのです。 トイレが和式から洋式に変わったことも、関節に痛みを感じる女性が多くなった原因ではないかと考えられます。 和式トイレは開脚運動ができるのに対し、洋式はこれができません。 本来、股関節は女性の方が柔らかいのですが、そのことで開脚運動ができなくなり、関節が硬くなってしまっている女性が激増しているのです。 股関節が硬いと、痛みを伴う炎症が起こったり、脱臼などの症状を引き起こしてしまう可能性が高くなるのです。 痛みを訴える女性が昔に比べて増えている理由としては、外反母趾などの足の異常が増えたことにも関係しているようです。

女性と股関節症

股関節の病気の中でも変形性股関節症は女性に多く、男性の約10倍と圧倒的な割合になっています。 変形性股関節症の症状は、前期、初期、進行期、末期の4段階に分けられています。 殆どの場合、30から40歳代で頻繁にみられるようになります。 変形性股関節症の初期の痛みは、お尻の付近や太ももの後ろ側、内股のところに痛みが起こりますが、足を休ませたりすると痛みは消えます。 関節の変形が徐々に進行してくると、動かなくても常に痛みが感じられたり、動くたびに足のつけねが痛くなったりします。 そうなると、痛みを庇いながら歩くというようになり、筋肉のつき方がおかしくなって、体型が崩れるということになってしまいます。 変形性股関節症は、自覚症状が出る前から少しずつ進行しているものなので、気になるようでしたら、検査をうけてみたりと何らかの対策をしてみるのも良いでしょう。

股関節脱臼を予防しよう

股関節脱臼の予防として適切なのは、出来るだけ動きやすいオムツをすることと、抱っこする時にも少し気をつけるということです。 股関節脱臼の予防や症状が軽度の場合、股間にオムツをたくさんあてて股を開いた状態すると良いなどという情報がありますが、オムツをたくさんあててしまうと自由な足の動きを制限してしまい、逆に症状を悪化させてしまう可能性があり危険ですので止めましょう。 不自然な形で股関節を固定してしまうと、骨頭部に血行障害が起きて、骨頭壊死という最悪な状態につながってしまいます。 赤ちゃんの産まれた時から自然な形で開かれた足の状態と、自由な足の運動を邪魔しないように注意する事が股関節脱臼を予防するうえで大切な事です。 ですので、両足を閉じるように布でくるむという事もしてはいけません。 衣服は裾が広がっていて、自由に足を動かせるものにしましょう。 足が動きにくいような腰周りがピッタリするようなスパッツや長ズボンなどを着させるのは止めましょう。

股関節脱臼はどうやって治療する

股関節脱臼は、軽度のものならば自然に治るので、生後3ヵ月未満の乳児で症状が軽い場合は、足を自由に動かせるようにして自然治癒を促進させます。 生後3ヶ月以上の乳児の場合は、リーメンビューゲルという足を開いて曲げた状態で、股関節に大腿骨頭が常に入っている状態を維持する装具を装着して治療を行います。 症状が中度以上になると、リーメンビューゲルの装着によって大腿骨頭が壊死してしまうという重大な合併症を併発してしまう可能性が30%くらいあるので、使用するかどうかの判断を慎重にする必要があります。 重度の場合はリーメンビューゲルの装着では治らないので、入院をして牽引療法で治療します。 元々、股関節の発達に問題がある場合には、手術が必要なこともあります。 脱臼を放置しておくと、股関節に通常より多きな負担がかかり、歳をとったときに変形性股関節症を発症して、歩くのが困難になってしまいますので早期治療が好ましいのです。

股関節脱臼の原因はなに

股関節脱臼の原因として考えられることは複数ありますが、産まれる前の要因としては、骨盤位、双角子宮、多胎、子宮筋腫、羊水過小などが関わっていて、胎児の不良肢位が発症につながると考えられます。 ですが、産まれた時に股関節が脱臼しているという事は極まれで、殆どの場合、お母さんやお祖母ちゃんが股関節脱臼だったなど、遺伝で脱臼しやすい要因をもっている子が、無理に足を伸ばした状態で固定されてしまったために起こると考えられています。 また、オムツとの関係も深くて、オムツが赤ちゃんの足の動きなどを制限することが原因だという考えもあります。 股関節脱臼の発症率が高かった1970年代は、オムツの形が赤ちゃんの動きを大きく制限するものでした。 それに対し、オムツがコンパクトになって動きやすくなっている現代は発症率が0.2%くらいまで抑えることが出来ているのです。

股関節脱臼ってどんな症状

股関節脱臼の症状は軽度のものから重度の様々ですが、主に典型的にみられる症状には、次のようなものがあります。 1、脚の開きに左右の差がある。 2、寝かせて膝を立てたときに膝の高さが左右で違う。 3、足を伸ばした時に太もものシワの数が左右で違う。 4、股関節を動かした時に引っかかり感(あるいは音)が違う。 オムツ換えのときに、このような症状があり気づくこともあるようですが、乳児健診のときにの両足の開き具合を調べる検査で指摘されることが多いようです。 股関節脱臼は、足が動かないとか痛いとかという、明らかに異常と気がつく症状はあまりないので、素人の目にはわかりにくいものです。 ちょっとでも気になるようなことがあるようだったら、病院できちんと診断してもらうことが大切です。 股関節の専門医で経験豊富な医師であれば、視診と触診だけで脱臼の状態をほぼ診断することもできますし、必要であればレントゲンや超音波、MRIなどでの検査も行って適切な治療を してくれます。

股関節脱臼って何だろう

股関節脱臼とは、生後に股関節が脱臼している事が見つかる病気で、大腿骨の骨頭が、はまり込んでいる骨盤の関節からはずれている状態のことをいいます。 1970年代から股関節脱臼の予防が取り上げられるようになったので、現代での発生率は0.2%程度といわれています。 予防することが取り上げられる前までは、それほど珍しい病気ではなかったそうで約2%の割合で発生していました。 乳児健診時に見つかることが殆どですが、乳児健診時には見つからず、歩き始めたときに跛行で発見されることがあります。 股関節脱臼になるのは男の子より女の子の方が多く、7から8倍多く発生しています。 大人になってから症状が出る方もいますが、そういった場合の多くは、子供の頃の先天性の股関節脱臼を治療していなかったことが原因といえるようです。 股関節は体重を支えたり、歩いたり走ったりするために重要な関節です。 脱臼を治療せずに放置しておくと、将来痛みや歩行困難を起こす可能性がでてきますので、歩行障害や変形を防止するためにも、早期発見、早期治療することが大切です。

股関節に関する病気

股関節に関する病気には、変形性股関節症、ペルテス病、特発性大腿骨頭壊死症、大腿骨頭辷り症、特発性一過性大腿骨頭萎縮症、先天性股関節脱臼、股関節亜脱臼障害、単純性股関節炎、急性化濃性股関節炎、結核性股関節炎、色素性絨毛結核性滑膜炎、股関節周辺滑膜包炎、石灰化腱炎、急速破壊型変形性股関節症など、実に様々なものがあります。 その中でも、比較的多くみられる病気は、変形性股関節症、ペルテス病、特発性大腿骨頭壊死症、大腿骨頭辷り症、特発性一過性大腿骨頭萎縮症などです。 変形性股関節症の原因のおよそ8割は、幼い時期からである先天性股関節脱臼に関係しているようで、幼い時期には痛みがあまりなくて、異常があることに気がつかず、大人になってから痛みが出てきて、初めて病院へ行って気がつくという事が多いようなのです。 日本人の変形性股関節症は、殆どの場合、先天的なものが原因のようです。

股関節の痛みは要注意

股関節になにかしらの異常がある場合に、よくみられる症状に脚のつけねの痛みがあります。 脚のつけねに痛みが起こるのは関節の形に異常があるため、滑らかな運動が出来ずに、関節にある軟骨や周囲の組織をこすって傷つけてしまうことが原因で、関節を動かすたびに痛みが起こります。 痛みの初期は、軽いために意識してしまうほど痛みが気になることはないため気がつかないことが多いのではないかと思います。 関節の変形が進行してくると痛みが次第に強くなってきて、寝ている間も痛くなったり、足を動かし始めるときに強い痛みが起こるようになってきます。 痛みの頻度が増してしまったり、痛みが強くなったりしてくると、次第に脚を引きずるような歩き方になってしまう人もいるようです。 なんの対処もせずに進行してしまうと、常に痛みを感じるようになってしまったり、ちょっとした動作でも苦痛に感じてしまうようにもなってしまいます。 場合によっては治療が不可能になってしまうことも考えられるので、少しでも痛みを感じたら、放っておかずに何かしらの対処をする必要があります。

股関節の痛みの治療

股関節に痛みが発生したときには、病院でレントゲンをはじめ、適切な検査を受け、専門に診断してもらい原因を解明して治療する事が大切になります。 痛みを引き起こす原因は様々なので、痛みの原因の可能性がある症状を1つ1つ消していくためにも専門的な検査が必要になるのです。 治療の目的は、関連している病気を治すことではなく、進行を遅らせることにあります。 肥満傾向にあると股関節にかかる負担が大きくなるので、まず痛みが感じられたら、体重のコントロールを考える事も治療の一環になります。 肥満傾向にあると、関節の痛みは軽減しませんし、手術して治したとしても効果は期待できなくて、再発の可能性も出てきてしまいます。 そこで、治療をするには体重をコントロールすることも大切になるのです。 痛みを放っておくと、年齢を重ねるうちにどんどん悪化してしまうようですので、痛みを感じたら早めに治療や改善をしておきましょう。

股関節の痛みの原因

股関節のあたりに痛みがあった場合の原因は、関節そのものに原因があって痛みが発生しているものと、関節には問題がなくて、別の部位に問題があって痛みが発生しているものの2つに大きく分ける事ができます。 痛みが起こる原因は、痛みが発生している部位から原因を判別する事ができます。 股関節の前の方に痛みを感じるような場合は、股関節に問題が起きる事が原因で痛みが発生しているケースです。 また後ろ方に痛みを感じるような場合は、股関節以外の部位に問題が起きる事が原因で痛みが発生しているケースです。 しかし、痛みが起こる大半の原因は、生まれつき関節になんらかの問題があって、その元からあった関節の異常が月日を経て悪化し、痛みが発症するもので、突然に病気になるというものではないようです。

股関節について

股関節は寛骨臼と大腿骨頭よりなる、関節部分が球形になっている球関節で、体重などかかかる関節です。 大腿骨頭は半球を上回る球形で、寛骨臼は深く大腿骨頭を収納できるような形成になっていて、大腿骨頭が容易に脱脱臼できない仕組みになっています。 股関節は、人間の身体において重要な部分です。 股関節が歪んでしまうと、身体全体に不調が起きる事もあり、肥満の原因となってしまう事もあるようです。 普通に歩ける人にとっては、あまり気に止める場所ではないかもしれませんが、普通に歩くだけでも股関節には体重の3?4倍の力がかかると言われているので、普段からケアする事が大切になります。 股関節の機能を正常に維持するためには、関節に負担をかけ過ぎないようにしながら、関節のまわりの筋肉を常に鍛えておくようにすると良いでしょう。

タオルを使った骨盤の回旋ストレッチで股関節強化

タオルを使って骨盤回旋ストレッチを行います。 タオルを使った足側面ストレッチでは、挙げた方のお尻を出来るだけ浮かさないよう行いました。 今回は足を身体の反対側に持って行き、腰をひねります。 股関節が痛む方は無理せず行いましょう。 体の硬い人は膝を軽く緩めてまげて行って下さい。 もちろん、無理はしない下さい。 バスタオルの長さが足らないようなら、トレーニングチューブを使うのも良いでしょう。 これは股関節のストレッチ以外でも使うことができます。

タオルを使った足側面ストレッチで股関節強化

仰向けに寝た姿勢で、足の側面からお尻の外側のにかけてのストレッチを行います。 このストレッチで股関節周りの筋肉を強化します。 足底にバスタオルを引っ掛け、足を挙げたら、反対側の足とクロスする方向へもっていきます。 挙げた方のお尻を出来るだけ浮かさないようにしましょう。 一度元に戻して、同じ動作を繰り返します。 体の硬い人は成果を焦って無理に痛いストレッチを行わないで下さい。 過度なストレッチは筋肉や靭帯を傷めてしまう可能性があります。 リラックスして行うことで効果を得れば、股関節の可動域も早く広がります。

タオルでサポート股関節開脚ストレッチ パート2

タオルを使って横方向への開脚を行い、今回は更に横に開脚したところから頭の方へ足を引っ張ってみましょう。 股関節の動きを意識することも忘れずに。 タオルを使えば筋力を使わないので、普段自力では挙げられないところまで足を上げることができます。 そのポジションで、10秒~20秒ほど保持します。 足をゆっくり戻したら、もう一度行います。 2回目は、楽にストレッチできるはずです。 これで股関節が柔らかくなるはず。

タオルでサポート股関節開脚ストレッチ パート1

タオルを使って開脚ストレッチをし、股関節をやわらかくします。 仰向けに寝、足にバスタオルを引っ掛けたらタオルの端を手で持ちます。 そのままゆっくりと足を横に開いて行きます。 もし痛みが出たら、痛みの出ないところまで戻しましょう。 良いポジションを見つけたら手で持ったタオルに足の重みをゆだね、リラックス。 10秒キープの後、足を上向きに戻しもう一度、同じ動きを行います。 股関節の動きを意識することも忘れずに。

タオルを使った足後面のストレッチで股関節強化

太腿の後ろや、ふくらはぎの後ろなど、股関節に関連する部位をタオルを使ってストレッチしましょう。 まずすべてに共通することですが、バスタオルを用意します。 床に仰向きで寝、バスタオルの端を両手で持って、足の裏にタオルを引っ掛けます。 出来るだけ膝を伸ばして、足の後面をストレッチします。 膝を曲げないで、伸ばします。 バスタオルの長さが足りないなら長めの紐などを使用して下さい。 気持ちの良いところで10秒、左右の足で数回繰り返します。 片方づつ終了したら最後に両足そろえて行います。

股関節開脚で180度目指して頑張るNさんの話

私は、股関節の形成がやや不全です(;_;) 座って開脚すると、太腿が痛くなるよりも先に、大腿骨と骨盤の臼蓋がぶつかるような痛みが起こり、大きな開脚はできません。 教わった股関節ストレッチも自分の股関節の構造上、厳しそうなので開脚はほどほどでやってます。 でも、最近膝立ちで開脚する時、両手を前に着いて、股関節と骨盤の角度を少しずつ変えてみたら・・・結構開脚できる角度があるみたいです! 私が座っていたり立ったりした状態での骨盤と股関節の角度では、開脚ストレッチをやるには股関節の構造上厳しかったのです、でも、150度ぐらいの角度ならできるみたい。 150度付近での開脚に骨のぶつかる感じはないし、内転筋がストレッチされてイイ感じ。 この開脚で骨盤や腰部に初めて放感を得ることが出来ました♪ 今までとは、違った身体の変化に大満足です~。

股関節ストレッチで股関節の180度開脚を目指そう!その4

股関節ストレッチで180度開脚を目指すために、まず前後180度で開脚をできるようにしましょう。 股関節の構造を考えると、左右より達成しやすいでしょう。 股関節前面・太腿前面のストレッチをしっかり行い準備します。 太腿の後面、ふくらはぎの後方ストレッチもお忘れなく。 準備が終わったら、前後開脚にチャレンジしてみましょう。 立った状態から、ゆっくりと前後に足を開いて行きます。 痛まず楽過ぎないちょうど良いポイントで30秒~1分ストレッチします。 その後前後の足を入れ替えてもう一度。

股関節ストレッチで股関節の180度開脚を目指そう!その3

股関節の開脚180度を目指すなら、座ったままのストレッチだけでは進歩がありません。 強いストレッチを求めるなら、荷重を加える方がより効果的です。 但し行き過ぎは障害の元ですから注意しましょう。 立った状態から、左右にゆっくり足を開き、180度開脚をイメージしましょう。 膝立ちからの左右開脚でもかまいません。 太腿の内側の筋肉の一部が、緩んだ状態になるので、立った時とは違った負荷を股関節にかけることが出来ます。 体の正面に何か持つものを置いて行うと楽ですよ。

股関節ストレッチで股関節の180度開脚を目指そう!その2

股関節を180度開脚させる場合、足を左右、前後に開く場合の2種類があります。 今回は左右の開脚を目指します。 股関節をやわらかくし、開脚させるならまずは筋肉を緩めなければいけません。 各動画サイトで PNF ストレッチ などの単語を入れて検索してみてください。 詳しいやり方の動画がでてくるはずです。 これらの方法は持続性はないものの、筋肉がかなり緩みます。 筋肉緩んだ状態で関節のストレッチをしっかり行えば、股関節の可動域が広がります。 映像では2人で行っていますが、1人で行うなら、壁を利用するなどの工夫をしてください。

股関節ストレッチで股関節の180度開脚を目指そう!その1

股関節のストレッチと聞いて、行き着く先に180度開脚を考える人が世の中には多いようです。 バレエやダンス、舞踏のイメージが強いのでしょう。 股関節の形は人それぞれ。 股関節の、大腿骨を受ける骨盤の臼蓋が浅く変形し、180度の開脚が出来ない股関節構造の人もいます。 訓練次第でできるようになる人もいれば、以上から股関節の構造上厳しい場合もあります。 開脚や股関節ストレッチに無理を感じる人は、ストレッチの際、股関節の骨がぶつかるような痛みを感じることがあります。 開脚時、恥骨から内股にかけて突っ張る痛みは、筋肉が伸びない痛みです。 しかし下着のゴムが当たる部分の前後に挟み込むような痛みがある場合は要注意。 そのほかに動かして違和感や音がなるなどの場合、股関節変形の可能性があります。

器具を使ったストレッチ方法

股関節を柔軟にするには、ストレッチポールや弾力ボール(バンランスボールとかエクササイズボールとも呼ばれているもの)を使って行なう方法もあります。 このような器具を使うと、器具を何も使わずに行なうよりも、効率良く体の各部分をストレッチすることが出来るのです。 器具を使ってストレッチを行なうと、骨盤の歪みを改善することができて、骨盤の歪みによって生じている左右の股関節のずれも矯正することが出来るです。 ストレッチポールを使って行なう方法は、ストレッチポールの上に寝て片足ずつ正座をするように足を曲げます。 この動作だけで、腰や膝に負担をかけることなく、股関節の前側を伸ばして柔軟にすることが出来ます。 弾力ボールを使って行なう方法は、まず仰向けになり足先を弾力ボールの上に乗せます。 それから弾力ボールの上で足を前後に揺らしたり、膝を開閉したりします。 この動作を行なう事によって、骨盤の歪みとずれが矯正されていくのです。 また、弾力ボールはバランスを上手く取って滑り落ちないように座らなければなりませんので、そうすることによって、背骨や骨盤を支える筋肉や股関節の周りにある筋肉が良く伸縮されてほぐされ柔軟になってきます。 痛みの予防や改善のために、是非ストレッチを行なうようにしましょう。

簡単なストレッチの方法

股関節のストレッチの方法は、けして難しいものではありません。 椅子に座ったままで足を上げたり下ろしたり、足を内側や外側に反らせたり、膝を回転させたりするだけの簡単なものでも効果があるので、無理なく誰にでも出来ると思われます。 では、簡単なストレッチの方法をいくつか紹介します。 左右の足の裏をあわせて座り、足を体のほうに引き寄せます。 そして、背筋が曲がらないように注意しながらゆっくりと体を前方へ倒していき、この状態を20秒ほど保ちましょう。 もう一つの方法としては、正座をしまま仰向けに寝ます。 これだけでも股関節の前面を伸ばして柔軟にすることができるのです。 無理して行なう必要はないので、このような簡単なものからはじめ、慣れてきたら徐々に運動強度を高めていくようにしましょう。 その他の方法として、お薦めなのが腰割りです。 腰割りとは相撲の基本の稽古で、股関節の機能を高めるのに有効な方法とされています。 腰割りのやり方は、背筋をきちんと伸ばして、つま先をなるべく外側へ開き、肩幅より大きめに両足を開いて立ちます。 そのままの姿勢で、つま先と膝頭は同じく外側方向を向くようにして、腰を膝の高さまでゆっくりと落としていきましょう。 これを1日10回行なえば、筋肉が刺激されるのが実感できるのではないかと思います。

ストレッチを行う時の注意点

股関節のストレッチは必ず下半身に負担がかかりますので、股関節に著しい変形のある人や重度の腰痛を持っている人、股関節の手術を受けたことのある人などは、ストレッチを行なう前に医師に相談をしましょう。 ストレッチを行なう上で、1番注意が必要なのは体の硬い人です。 体の硬い人が無理にストレッチを行なうと、股関節が柔軟になるどころか、関節や筋肉を余計に痛めてしまう可能性があるからです。 とにかく無理はしないで、痛みがでるようなストレッチを行なうときは、痛みが出ないところで止めましょう。 ストレッチとは痛いものではないので、無理はせずにリラックスしてゆったりした気分で行なうことが大切です。

ストレッチのいいところ

股関節をストレッチすることは、血流を促進して体のコリをほぐす効果もあります。 ストレッチを起床時に行えば、血液の流れが促されて体が活動的になります。 反対に就寝前に行えば体のコリがほぐれてリラックスできます。 ストレッチ行なう事で関節の機能が高まれば、体を支える重要な部分がしっかりしてくるので、重心が安定して高齢の人などは転びにくくなります。 筋肉の使い方のバランスも良くなるので、腰や膝に負担がかかりにくくなり、腰痛や膝痛も解消できるでしょう。 ストレッチで股関節を鍛えれば、体全体が疲れにくくなり、楽に動けるようにもなるでしょう。 骨盤の歪みも解消されるので、骨盤と脊髄の配置が良くなり、腹筋や背筋の負担が少なくなります。 女性の悩みの1つであるO脚も矯正する事ができます。 ストレッチを2、3週間続けて行なえば効果が実感できることでしょう。

股関節ストレッチをしよう

股関節をストレッチして柔軟にするという事は、股関節症を予防するのに非常に有効です。 股関節に関わらず疲れがたまって柔軟性が低下すると、それが原因で股関節症が発症してしまいます。 股関節を伸ばして疲れをとるようなストレッチが出来れば、股関節症の予防や進行を遅らせることに繋がります。 股関節の衰えは股関節症の原因になるだけでなく、内臓の働きも悪くさせて体型の若々しささせ損なってしまいます。 また、股関節を痛めてしまうと、腰など他の部位や他の関節にも悪影響を及ぼしてしまいます。 股関節ストレッチを行うことは、股関節の可動域を広げ、そういった股関節の衰えを改善するのにとても重要な事なのです。 但し、過酷なトレーニングを行なう必要はありません。 軽いストレッチで股関節の周りの筋肉を柔軟にするだけで良いのです。

どうやって治すのか

股関節の治療は、保存的治療と手術による治療のどちらかによって症状を改善していく方法が主流となっています。 早い段階で発見された場合は、血行をよくするために股関節を温めたり、サポーターなどで保護したり、炎症を抑えるために消炎剤を使ったりするだけで改善や進行を遅らせることができます。 症状が酷くなっていて、日常生活に支障をきたすようにまでなってしまった場合には、手術をする方法がとられます。 手術は、股関節の形態、病期、年齢、筋力の状態などで異なります。 手術の方法は、骨を削って形を変えたり、人工の関節に置き換えたりする大掛かりなものとなりますので、医師と十分に相談しましょう。 比較的年齢が若くて、レントゲン上で適応がある場合には、人工の関節に置き換えるのではなく、骨切り術が勧められるようです。 骨切り術は、症状がこれ以上進行しないように予防的な意味合いで行なわれる事の多い手術方法で、痛みが無い場合や軽い場合でも手術することを医師に勧められることもあります。

股関節症になってしまったら

股関節に痛みや違和感を感じるようになったら、まず大切な事は股関節に無理な負担をかけないようにすることです。 たとえば、激しい運動や重労働は負担がかかるので絶対に駄目です。 頻繁に立ち座りをする動作や長い時間歩くこともなるべく避けたほうが良いです。 履物にも気を配り、ハイヒールや底の硬い靴は履かないようにして、クッション性のあるスニーカーを履くようにしましょう。 また、筋力をつけることと、体重を管理する事も大切です。 体重が重ければそれだけ負担がかかります。 肥満傾向にある人は体重を減少させること、そうでない人も太らないように努力することが必要です。 それと同時に、股関節の周りの筋肉を強くするように、プールで歩くなどの筋力トレーニングも必要になります。 筋肉がしっかりしていれば、かかってくる負担も小さくて済むし、症状の進行の予防にもなります。 元々、股関節に異常があるなどの場合は、手術をしないと回復の見込みはないという事もありますが、それ以外の場合は手術をしなくても良いことが殆どですので、このように日常生活に気をつけて自分の体を毎日しっかり管理するようにしましょう。

股関節症は女性に多い

股関節症は、関節の骨と骨がすれて損傷するのを防ぐための柔らかい骨(軟骨)が磨耗してなくなり、骨と骨が直接こすれあう事で関節に痛みが発症するもので、骨盤などの違いなどから、男性よりも女性の方がかかりやすい病気といわれています。 それには、女性の方が男性よりも股関節が緩くなっており、その周りの筋肉の力も弱いのが原因だといわれています。 日本では先天性股関節脱臼の後遺症や臼蓋形成不全が原因で発症するケースが多いとされていますが、生まれつき太もも骨(大腿骨)が骨盤の中の大腿骨の受け皿の骨(寛骨臼)から外れている病気の先天性股関節脱臼も男の子より女のこの方が多いというのも、男性より女性の発症率が高い原因になっているようです。

症状ってどういうの

股関節の軟骨がすり減って傷つきだすと、日常普通にしていても、加齢や運動による負荷、体重の増加などで症状は確実に進行していきます。 軟骨がすり減っただけでは痛みはありませんが、すり減る事による磨耗で周囲の組織に炎症が生じて痛みが発生するのです。 初期症状では、軽い痛みや重苦しさ、疲労感などが、腰や膝、背中など下半身の様々な部位に生じます。 次第に症状が進行していくと、歩き始めや長く歩いた時に股関節に痛みを生じるようになり、階段の昇り降りが辛くて困難になります。 また、痛みのある側を庇って歩くために跛行(びっこをひいて歩く事)が生じるようにもなります。 同時に関節の動きが悪くなるので、足を開く事や前かがみの姿勢が取りにくくなり、正座することやあぐらをかくことが出来なかったり、足の爪を切ることが難しくなるなど日常の生活にも支障が出て来ます。 最初は休むと痛みが治まってしまうということもあり、体を酷使してしまったからだろうと勘違いしてしまう事が多いのですが、最終的には何をしても痛みがあるという状態になってしまうので、とても厄介な病気なのです。

股関節症は進行性の病気

股関節症とは、股関節の軟骨がすり減ることによって、股関節の骨が変形して歩行障害を引き起こしてしまう進行性の病気です。 股関節は、大きなくくりでいえば消耗品といっても過言ではないので、いつかは、すり減って傷ついて痛みなどの症状が出てくるものです。 股関節症の特徴は、進行性で治すのか困難というです。 他の関節症などと比べると若い人でも発症する事があり、長い時間の間に徐々に悪化していく病気です。 股関節症の症状に気付いた時に初期治療を行えば進行を食い止める事はできますが、一度、症状がでてしまうと完全に治すという事は難しいようです。 それでも進行を食い止める事ができるのですから、早期発見、早期治療がポイントといえるでしょう。

股関節の付け根部分のストレッチ

次は股関節の付け根を伸ばし、柔らかくします。 床に膝で立ちます。 前側の膝を90度、後ろ膝はできるだけ伸ばした状態で床につけてください。 後ろ足を内側に捻った後、ゆっくりと上体を起こします。 後ろ足股関節の付け根部分が伸びたと感じたらそれでOKです。 これを30秒、2セット、左右で行います。

膝と股関節を曲げるストレッチ

今回のストレッチでは、膝と股関節を90度に曲げ、内側に倒します。 まず、仰向けに寝ましょう。 次に、片足の股関節と膝が90度になるようにゆっくりと上げていきます。 今度は上げた側の足を内側にクロスさせ、手で膝をゆっくりと下におさえましょう。 この時、両肩が床から浮かないように注意して下さい。 これを30秒、2セット、左右で行います。

股関節前側の柔軟性をチェックする

肩が浮く方は股関節前側のストレッチを行うと良いでしょう。 まずうつ伏せに寝て、両手を真横に伸ばします。 腕と肩が浮かないように注意しながら、片足を内側にゆっくりとクロスさせてください。 踵が床につけばOKです。 足が床につかなかったり、肩が浮く、爪先だけしか床につかない... その場合は股関節前側周辺の筋肉のストレッチが必要になります。

股関節と腰の関係

股関節の前側の筋肉の柔軟性は、腰の反りを楽にするのに大切です。 体を後ろに反る時、ここが硬いと腰から反り、痛んでしまうのです。 しかし、股関節の付根にあたる部位、股関節前側の筋肉が柔らかければ、股関節の伸展動作で反ることができるため、腰の痛みを回避できます。 ウォーキングやジョギングなどでは股関節前側の筋肉を使い腿を持ち上げるため、筋肉が張りやすくなっています。 特に利き足にその傾向が見られ、右効きの人の場合は右股関節前側が硬くなり、こ右腰に痛みを感じる場合が多いようです。 股関節前側の柔軟性のチェックとストレッチ方法を試して改善しましょう。

前屈で股関節などの柔軟性をチェック

腰をうまく使うためには、腿裏と股関節、胸周りなどの背骨周りの筋肉の柔軟性が重要になってきます。 腿裏と股関節の筋肉の柔軟性をチェックしてみましょう。 両足を揃え、膝を伸ばしたまま上体をゆっくりと前に倒してみてください。 前屈すると徐々に腿裏や膝裏、ふくらはぎが伸びていきますよね。 これらの筋肉が硬いと、腰の動きや股関節の動きが制限され、負担が増えてしまいます。 ヒトが重力の影響で体が前に倒れようとするのを、これらの筋肉が緊張して後ろに引っ張り直立姿勢を保っているのです。

股関節が固い状態でのエクササイズ

エクササイズを始めてみたけれど、腰の状態が良くない、悪化したなどの体験談をよく聞きます。 エクササイズとはいっても、股関節や背骨周りの柔軟性が不足していては、かえって身体を痛めてしまいます。 自分の股関節や背骨周りの柔軟性をチェックし、ストレッチをして柔らかくしてあげましょう。 また、股関節や腿裏の柔軟性と腰痛は関係ないように思えますが、実際にチェックを行ってみると出来ない方が多いのが現状です。 慢性的に関節の痛みや腰痛がある方は毎日、もしくは最低週に2回の柔軟体操を行いましょう。

ヨガで股関節の柔軟体操

股関節のストレッチ以外に、ヨガのポーズにも股関節の柔軟をするものがあります。 「合蹟前屈のポーズ」、「三角のポーズ」などがそれに該当します。 股関節の柔軟性を高めようとするなら、ポーズの形だけではなく、呼吸法を正しく行う事が大切です。 柔軟体操で反動をつけたり、息を止めて行うのは間違ったやり方です。 柔軟は大きくゆっくりとした呼吸をし続け、筋肉を伸ばしたり緩めます。 しかも呼吸を正しく出来るようになれば、体内で筋肉を硬直させる酵素がつくられにくくなり、何もしなくても柔軟効果が得られるようになるのです。

股関節の為のストレッチ

股関節のストレッチを行う際の姿勢には5種類あります。 ・座り足の裏を合わせたら身体を徐々に倒す「内旋」 ・正座した状態でおしりを地面につけ、両足を徐々に外側に開いていく「外旋」 ・立った状態で片方の膝を両手で抱え、徐々に上に持ち上げる「屈曲」 ・立った状態で片足を後ろに曲げ、片手でその足を上に引っ張り上げる「伸展」 ・四股を踏むような状態から、片方の足を外側に伸ばす「外転」 股関節ストレッチを行う際、軽く痛みを感じる所で止めます。 そしてしばらくその状態をキープするのが一番効果的です。

股関節の為の柔軟体操

股関節の柔軟体操は、基本的に1人で行います。 他人に背中を押してもらうのは、ケガのもとになる可能性がありますのでやめましょう。 そしてもう1つ、ハードな柔軟体操はかえって身体を傷つけるので注意して下さい。 筋肉をほぐすには時間がかかります。 無理をしても短期間で柔らかくすることは出来ません。 股関節が柔軟なバレリーナや力士たちも、柔軟体操のトレーニングを毎日続けています。 股関節の柔軟体操は手軽に行えます。 決して無理はせず、ゆっくりと時間をかけ、固まった筋肉をほぐしましょう。

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